エンジニアでないメンバーも自動テストが作成できるように。Autifyで低コストでの効果的なテスト運用を実現
エンジニアリングマネージャー 佐藤 巧実氏、QAエンジニア 中西 太郎氏
Autifyをご導入いただきテスト自動化を進めていただくことで、導入前の課題がどのように解決され、どのような結果が生まれたのかを株式会社ワンキャリア エンジニアリングマネージャー 佐藤 巧実氏、QAエンジニア 中西 太郎氏に伺いました。
🎯Autify導入前の課題と背景
– プロダクトの拡大(顧客・ユーザーの拡大)に備え、幅広いプロダクトの品質を限られたリソースで担保する必要があった。
– 専任QAエンジニアがおらずリソース不足であるため、AutifyによるQA業務のリプレイス(QAコストの削減)を行う必要があった。
– テスト自動化に関する知見があまりなかったことから、Autifyのカスタマーサクセス/サポートの知見を借りたいと考えていた。
📄Autifyを導入して行ったこと
– 中西様が決定されたテスト計画や方針のもと、QAチーム所属のアルバイトの方と一緒にテストシナリオを作成していった。JSステップの活用やテスト全体の設計は補助しながらも、テストシナリオ作成はエンジニアではないメンバーでも作成ができた。
– 特にアサーションステップ、JSステップ、メールテスト機能はフル活用してテストシナリオを作成している。
– インフラやテストシナリオが曖昧で、結果が不安定なフレーキーなテストは結果を分析しながら減らすにようにしている。
– ステージング環境で手動テストが必要な部分について、データ作成のシナリオをAutifyで作成し、必要な時にいつでも実行ができるようにしている。
– プロダクトによってデータ環境の差異(例えば、本番環境との同期タイミングの違いなど)がある点は自動化を難しくしていたが、データの状況に応じて残存データを削除するシナリオを追加するなどして工夫してクリアした。
🏆Autify導入後に得られた結果
– 実施が必要なテストケースを網羅しようとすると膨大になる工数を削減できている。人員の採用にも大きくコストがかかる中、エンジニアでなくてもテストシナリオが作れる、メンテナンスコストが低いことが成果につながっている。
– テストカバレッジを上げていく中で、実際にデグレを検出することができた。
– Autifyでテスト実行すると結果と実行の軌跡(スクリーンショット、動画ログ)が残るため、そのデータをシェアすることで他のチームが対象プロダクトに触れる際の理解に役立てている。
特にご活用いただいている機能
テスト対象アプリケーションの特徴
・人材サービス(就活、転職、人事、採用)
・BtoB, BtoC

「テスト設計で決めた範囲のテストシナリオの作成が完了し、また、それが回り始めたとき、Autifyの効果を実感しました。特にエンジニアではないアルバイトのメンバーも使い方を短期間で習得でき、自走ができているのはサービスとして素晴らしいと思います。」 「最初は1つのプロダクトから進めていたが、徐々に他のプロダクトへのテスト自動化にも取り組めるようになってきました。引き続きテストカバレッジの拡充を目指していきたいと考えています。」
株式会社ワンキャリア様について
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